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箱根駅伝【2024】襷の色の呼び方は?出場大学のユニフォームの色も!

箱根駅伝襷の色の呼び方 スポーツ

毎年1月2日と3日に開催される箱根駅伝。大学駅伝の王座をかけて、全国から選りすぐりの学生たちがしのぎを削る、日本最大級の駅伝大会です。

特に2024年は100回の記念大会になります。出場校も20校から23校になっています。

箱根駅伝の特徴の一つとして、襷の色が挙げられます。出場大学のスクールカラーに合わせて襷の色が決められており、各大学の応援席では、襷の色を基調とした応援グッズが飛び交います。

また、襷の色には、それぞれの大学の伝統や歴史が込められています。例えば、駒澤大学の襷の色である藤色は、徳川家康の母である於大の方の御旗の色に由来しています。

本記事では、2024年箱根駅伝の襷の色の呼び方と、出場大学のユニフォームの色についてご紹介します。

2024年箱根駅伝の襷の色の呼び方・ユニフォームの色は?

いよいよ100回目を迎える箱根駅伝・2024が近づいてきました。それに合わせて、山手線でも中吊りに襷がかかっており、気分が盛り上がります!

では、大学ごとの襷の色と呼び方についてご紹介します。

駒澤大学(出場回数:58年連続58回目)

58年連続出場を誇る駒澤大学は、過去に8回の優勝回数があります。直近では、今年の2023年と2021年に優勝しています。

  • 襷の色:藤色
  • ユニフォームの色:藤色

中央大学(出場回数:7年連続97回目)

白いユニフォームに赤色の襷が映える中央大学。今までの優勝回数は14回です。今年、2023年の大会では2位でゴールしました。

  • 襷の色:赤
  • ユニフォームの色:白

胸の大きな『C』が印象的なユニフォームです。

青山学院大学(出場回数:16年連続29回目)

青山学院といえば『フレッシュグリーン』と呼ばれ有名です。過去の優勝回数は6回で、2020年・2022年にも優勝しています。

  • 襷の色:フレッシュグリーン
  • ユニフォーム:フレッシュグリー

今年は箱根駅伝100年記念だけでなく、青山学院大学開学150年記念・原監督就任20年記念という節目の年になっています。

今回の青山学院大学のテーマは、『負けてたまるか大作戦!』です。

國學院大学(出場回数:8年連続17回目)

國學院大学の過去の最高成績は3位で、優勝経験はありません。直近では2020年に3位、2023年は4位に入賞しています。

  • 襷の色:黒・赤紫(赤紫に黒縁どり
  • ユニフォームの色:黒と赤

歌手の相川七瀬さんは、現役の國學院大学(神道文化学部)の学生です。

順天堂大学(出場回数:13年連続65回目)

優勝経験が11回の順天堂大学。2022年は2位、2023年は5位に入賞しています。

  • 襷の色:赤白(白地に赤のライン)
  • ユニフォームの色:茄子紺

茄子紺とは、茄子の実のような紫がかった紺色を指します。

早稲田大学(出場回数:48年連続93回目)

2023年の大会では6位に入賞した早稲田大学は、過去に優勝経験が13回あります。

  • 襷の色:燕脂(えんじ)
  • ユニフォームの色:燕脂(えんじ)

燕脂(えんじ)色は黒みを帯びた赤色です。

法政大学(出場回数:9年連続84回目)

過去の最高成績が4位の法政大学。2023年の大会では7位でシード権を獲得しました。

  • 襷の色:オレンジ・法政ブルー
  • ユニフォームの色:オレンジ・法政ブルー

法政ブルーの色合いは、紫より濃い青紫です。

法政大学のスクールカラーは、オレンジと紺(法政ブルー)です。

古い応援歌の歌詞によると、2つの色は「暁(あかつき)の太陽」と「青空」を表しています。

創価大学(出場回数:5年連続7回目)

過去の最高成績が2位の創価大学。2021年に2位でした。2023年の大会では8位に入賞しています。

  • 襷の色:青・赤
  • ユニフォームの色:青・赤

創価大学のスクールカラーは赤・黄・青で、それぞれ勇気・慈悲・知恵を表しています。その中から知恵の青と勇気の赤が襷やユニフォームの色になっています。

城西大学(出場回数:2年連続18回目)

最高成績は6位の城西大学。2023年大会では9位に入りシードでの出場です。

  • 襷の色:黄色
  • ユニフォームの色:赤

東洋大学(出場回数:22年連続82回目)

東洋大学は『新・山の神』と呼ばれた柏原竜二さんの在学中に、3度の総合優勝に輝いています。2023年の大会では、シード権獲得の10位でした。

過去には4回の優勝経験があります。

  • 襷の色:鉄紺
  • ユニフォームの色:鉄紺

鉄紺とは、鉄色がかった紺色でわずかに緑みを帯びた暗い青色のことです。

鉄紺は東洋大学のスクールカラーで、校章・校旗にも使用されているイメージカラーです。

大東文化大学(出場回数:2年連続52回目)

過去の最高順位は4位の大東文化大学、2023年は16位でした。

  • 襷の色:ライトグリーン
  • ユニフォームの色:ライトグリーン

ライトグリーンは明るい緑・黄緑を指します。

明治大学(出場回数:6年連続65回目)

優勝回数は過去7回の明治大学。2023年大会は12位でした。

  • 襷の色:紫紺(しこん)色
  • ユニフォームの色:紫紺(しこん)色

紫紺色は、紺色がかった暗めの紫色のことです。

帝京大学(出場回数:17年連続25回目)

帝京大学の最高成績は4位、2023年の大会では13位でした。

  • 襷の色:ファイヤーレッド・灰色
  • ユニフォームの色:ファイヤーレッド

ファイヤーレッドとは燃え盛る炎を連想させる赤色、やや黄色みがかった赤色のことを指します。メディアでは『赤い旋風』と呼ばれることもあります。

帝京大学のスクールカラーはエモーションブルーです。ファイヤーレッドは駅伝部・ラグビー部などのイメージカラーです

日本体育大学(出場回数:76年連続76回目)

過去の優勝回数は10回、2023年は17位ですが連続出場が続いています。

  • 襷の色:白
  • ユニフォームの色:白

日体大ではスクールカラーは決められていませんが『日体ブルー』をユニフォームに使用するクラブが多いそうです。駅伝ユニフォームでも白地に鮮やかなブルーが映えています。

日本大学(出場回数:4年ぶり90回目)

過去の優勝回数は12回です。2023年は出場していません。

  • 襷の色:ピンク
  • ユニフォームの色:紺色

立教大学(出場回数:2年連続29回目)

最高成績3位の立教大学。2023年は18位でした。

  • 襷の色:江戸紫
  • ユニフォームの色:江戸紫

江戸紫は、藍色がかった紫色のことを言います。JIS規格では濃い青みの紫とされています。

神奈川大学(出場回数:2年ぶり54回目)

今までに2回の優勝経験があります。2023年は出場していません。

  • 襷の色:紫紺
  • ユニフォームの色:紫紺

襷、ユニフォームともに明治大学と同じ紫紺色ですが、通常の紫紺よりも青みが強い『プラウドブルー』と表現されています。

国士舘大学(出場回数:8年連続52回目)

過去最高順位は3位の国士舘大学。2023年の大会は19位でした。

  • 襷の色:赤・青
  • ユニフォームの色:黒

現在は赤と青のツートーンの襷を使用していますが、第85回大会までは黄土色の襷でした。

中央学院大学(出場回数:2年ぶり23回目)

過去の最高成績は3位の中央学院大学。

  • 襷の色:紫
  • ユニフォームの色:黄色

スクールカラーの紫と、黄色は黄色は利根川と手賀沼の河川敷に広がる “稲穂” の色であると同時に千葉県の花である “菜の花” の色でもあり常に地域と共にある大学の姿勢を示しているそうです。

東海大学(出場回数:11年連続51回目)

2019年に初優勝した東海大学、2023年は15位でした。

  • 襷の色:東海ブルー
  • ユニフォームの色:東海ブルー

空と海が由来の色と言われています。

東京農業大学(出場回数:10年ぶり70回目)

過去の最高成績は2位の東京農業大学です。

  • 襷の色:白に松葉緑の縁取り(2024年から)
  • ユニフォームの色:松葉緑

松葉緑は、松葉の葉のような深みのある青緑色のことです。

今までは松葉緑一色の襷でしたが、2023年の全校大学駅伝大会から白に松葉緑の縁取りの襷に変更されました。

駿河台大学(出場回数:2年ぶり2回目)

2022年に初出場し19位でした。

  • 襷の色:水色・紺
  • ユニフォームの色:水色・紺

山梨学院大学(出場回数:4年連続37回目)

優勝経験が3回あります。2023年は14位でした。

  • 襷の色:C2Cブルー
  • ユニフォームの色:C2Cブルー

C2Cとは、山梨学院大学を含む学校法人の名称でもあります。また、学園哲学を表しているそうです。

「Curiosity to Creativity」(好奇心を働かせ創造性を発揮する)と「Challenge to Change(変化を楽しむチャレンジ精神)」の意味が込められている。

https://www.c2c.ac.jp

C2Cブルーはスカイブルーと表現できます。それまではプルシアンブルー(紺青)でした。

襷の色の由来と大学の伝統

スクールカラーを採用している大学が大分好きですが、その色には様々な由来がありました。

明治大学

明治大学では、聖徳太子が定めた『冠位十二階制』の最上位の色『深紫』を採用し、それが紫紺と称されるようになったそうです。

明治大学では1915(大正4)年、校旗を制定するにあたり当時の木下友三郎校長が、大学の更なる発展を願い、聖徳太子が定めた「冠位十二階制」で最上位の色として位置付けられていた「深紫」を採用。その色が時代のとともに、いつしか「紫紺」と称され、校旗と共に明治大学のスクールカラーとして定着していきました。

https://meijinow.jp/meidainews/information/7346

日本大学

日本大学のスクールカラーは緋色です。緋色は濃く明るい赤色です。

しかし大正11年に箱根駅伝に初参加したときに、すでに赤色の襷を使用している学校があったため混同しないためにピンクにしたとされています。

神奈川大学

プラウドブルーは大学誕生の地・横浜と世界を結ぶ海を表現しているそうです。

早稲田大学

早稲田大学のスクールカラーである燕脂(えんじ)の由来は、野球部を指導したと言われるメリーフィールドの母校・シカゴ大のスクールカラーだと言われています。

箱根駅伝【2024】襷の色まとめ

2024年は100回目の記念大会になる箱根駅伝。

出場大学の襷の色の呼び方を知っていれば、テレビ中継でも『ファイヤーレッド』と聞けば帝京大学!と、今まで以上に箱根駅伝が楽しめます。

100回大会は学生連合が出場せず、23校が走ります。

レースの様子だけでなく、スクールカラーから建学の精神などにも想いを馳せるお正月になりそうですね♪